體術口訣

~初伝~

​忙しい現代人のための体術

古来より継承されてきたものとして、古神道・陰陽道・體術(体術)があります

このうち、體術は神伝とされ、古神道と陰陽道の大切な根底の1つとして重要視されています

重要な體術・武術を再構築して、現代人の身体の育成と発展を目的とした内容となります

​そのため、本来の古流をお伝えするというよりも、古流のための足がかり・基礎造りを意図しています

自宅でできる短時間の運動法

運動につきまとう課題として、時間と場所があります

よく聞かれる質問があります

『どこで、どんな運動、健康法や鍛錬をなさっているのですか?』

現状、大きな道場を所有していないので、どこでどのような鍛錬をしているのかが気になるようです

大きな道場が無くとも、門人達にお伝えする場合であれば小さな部屋があれば十分です

演出を目的にしないのであれば、場所を問わずにお伝えができるのも本来の体術・武術でもあります

それだけ、簡素で時間も取らず、大掛かりな道具も不要というのが大きな特徴です

 

型によっては、気になったときにすぐに実践できる、そのようなものも存在します

道具に関しても、無くても大丈夫ですが、杖(じょう)さえあれば、より幅広い対応が可能となります

体術の実践で期待できること

・『体力の向上・体調の改善』

一番多い体験として、『身体が楽になってきた』というご意見が多いです

1つ1つは簡素ですが、続けていくことで体力が上がってきていることも実感できます

何より、身体造りの一環ですので、ゆっくりですが総合的な発育が期待できます

・『柔軟性の向上』

次に多い体験は『身体の柔軟性が高まった』というご意見です

体術は武術にも応用される基礎技能です

そのため、骨格や筋肉についても精通しています

正に使えば薬に、逆に使えば毒になる、そのような教えです

ここではご自身でもできる整体法の一部をお伝えしておりますので、体調の調整方法として日々取り組んでいただければと考えております

・『血流の向上』

冷え性が改善したというご報告もよく伺います

体液(血液・リンパ)の流れを意識するのも武術への応用となります

この応用の基礎として、体術として伝わる流れを実践いただいた結果として冷え性の改善が見込めたものと考えております

同時に、毎日手軽に実践できるため、自然と体温の上昇と適温維持にも貢献します​

・『末端神経の発育』

全身をしっかりと使うことを意識します

各関節を意識しますので、可動域の範囲が飛躍的に広がります

長い期間の実践において、自然と器用さが向上したというご報告もいただきます

体術、特に武術としては末端神経を意識した育成を絶えず意識ます

​こうした流れで自身の身体をしっかりと活用のできるように育成を続けていきます

スポーツとの違い

・『脈の乱れがない・少ない』

体術や武術を通して最初に実感いただくのが『息が上がりにくい』『脈が速くなりにくい』ことです

淡々と鍛錬を積み上げますが、スポーツのように息や脈が速くなったりするということが少ないです

これは完全に有酸素運動になっているということです

丹田を意識的に活用する場面を除いて、特殊な呼吸を意識はしますが、すべてが自然呼吸です

ごくごく自然な呼気と吸気を活用します

・『内筋肉を意識する』

筋肉の使い方にも特徴があります

すべての動作が意識しているものが内筋肉です

いわゆる、『インナーマッスル』を意識した鍛錬方法です

女性がよく気にするような極端な体形にはなりにくく、大きさや太さはそのままで、密度が上がっていくということを想像していただければと想います

もちろん、密度の許容を越えると、通常に太くはなりますが・・・

これに対して、スポーツは外筋肉を主に使います

鍛錬を始めるとすぐに結果につながりやすい筋肉ですが、維持が難しく、ある程度の負荷のかかる鍛錬を永続的につづけていくことが必要となります

また、太くなりやすい特徴もありますので、鍛えている感覚は強く得ることもできます

内筋肉は骨に近い小さな筋肉の集合体でもあります

鍛えにくい筋肉でもありますが、ここを意識した鍛錬に特化したものが体術・武術といえます

・『毛細血管と末端神経を意識する

体術・武術が意識しているのは、筋肉よりも血管と神経です

特に毛細血管と末端神経の発育と維持向上を意識しています

これらは身体の寿命に大きくかかわります

きちんとした栄養を身体全体に届けるには毛細血管が隅々まで行き届いていることが大切です

ここを活性化させるように組み上げられています

また、末端神経にも着目しているのは、自身の身体を完全に想いの通り動かせることです

身体の自由度を上げるために必要なものは脳からの命令伝達です

​そのためにも、血液と神経を意識しています

 

(参考)【初伝 其】 柔軟性の向上① より

(参考)【初伝 其二十三】杖を使った肩甲骨の鍛錬 より

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【口訣とご注意】

『口訣』とは口伝という意味です

大切なものほど、書物ではなく言葉として伝え続けてきました

こうした口訣の内容を現代向けに総編集しつつ、それぞれ大切な内容をお伝えいたしてまいります

古神道・陰陽道・體術に関する概要を以下のページで説明しております

​こちらもぜひご参照をお願いいたします

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