たくんさんの選択からの一択
眼の前に課題や難問が見えた状況、つまり荒御魂の状況に陥ったときの対処をお伝えします
日頃から想像・妄想・空想などあらゆる想像を働かせていくと、課題や難問が立ちはだかる状況に置かれようとも、あらゆる解決策を妄想する流れが自ずと生じています
ここでは何事も根拠もなく、むしろ自身にとって都合のよいことを最優先にするでしょうから、こうした想像を妄想として捉えてみます
すぐにできそうなものであったり、
多少手こずっても最良かもしれないものであったり、
消去法で、一番険しい道であったっり
いろいろな方向や条件を組み合わせて妄想を続けています
ある程度の妄想を続けていますと、完全な解決策は見えていなくても、ここまでいろいろと方法を考えられるなら、なんとかなるのではないか、とも想えてきます
このような心境がかなり重要です
さらに妄想を続けていきます
ある程度の妄想をつづけていくと、だいたい同じ路線の流れを妄想していることに気が付きます
だいたい3から5つ程に絞り込みされています
ここまでくると、解決の緒が見えてきますので、心境もかなり楽になっています
では、ここからどの方法を採択すればよいか、ということになります
流れでいきますと、一番簡単な方法を採択して・・・
ではなく、一番困難だと感じる方法を選んでください
妄想できるけど、一番難しそうなもの困難だと感じるものが、ここで選択すべき流れです
一番簡単に感じるものや、その延長にあるものは、現状の課題を引き起こした考え方の延長に近いもの、多くは同じものであることが多いです
現在の考え方や経験値が裏付けとなって、簡単に感じるだけでしかない、ということです
現状打破を狙うのであれば、これまでとは違う流れに入る必要があります
ですから、未知で未経験なものが必要となります
結果的にもっとも困難な解決策が大切ということになります
実際は手を触れていなかっただけで、始めて見ると何てことはなかった、あとあと経験値として大いに活用できた、ということが多々あります
私自身が陰陽道に数学や物理学や天文学を取り込んだのも、日本国内にあった旧暦の暦では占術に使えないことに気が付き、使える暦を探しつつも、存在しないことを理解したためです
なんとか使えそうな暦を探し続ける、
香港や台湾にまで足を伸ばす、
誰かから頂く
自分で全てを計算する
こうした解決策を妄想していました
どこかに探しに行く、他人を当てにしたところで、結局は暦への信頼性が上がらない、そのように感じて、一番困難な全てを計算する、という流れにいきつきました
計算方法は伝わっていますが、往時と違って、月と惑星の正確な位置を記録したものがない、これを計算するところから始まります
そういえば海上自衛隊で天文観測をしていることを思い出して、ここから資料をいただいたり、天文観測の愛好家の方々から惑星の記録をいただいたりすることで、かなり精度の高い旧暦を作成することができました
最初から作り込んだおかげで、暦の仕組みも理解でき、暦と占術との関連、易がどのようにつながっているのかも把握できた、という状況に流れていきます
暦を作るのに、まる1年かかりましたが、全ての占術の土台を見直すにはよい経験になったわけです